【ミルの挽き目比較】みるっこ、C2、セラミックスリム。スタイルに合わせた選び方。

コーヒーミルの挽き目比較
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執筆時点(2021/10/12)で、我が家には1台の電動コーヒーミルと2台の手動コーヒーミルがあります。

もん
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持ってるコーヒーミル、それぞれでは使ってきたけど、挽き目を比べたことなかったな・・・

  1. コーヒーにハマりたての初心者時代に購入したハリオのセラミックスリム(手動)
  2. 美味しいコーヒーを求めて出会ったタイムモアのC2(手動)
  3. そして、至高の一杯を追求してたどり着いたフジローヤルのみるっこ(電動)

コーヒーの達人ともいえる先輩方はもちろん、コーヒー生活を始めたばかりという初心者の方も、一度は耳にしたことがあるコーヒーミルばかりではないでしょうか?

常に最高だと思って使ってきたコーヒーミルたちですが、コーヒー豆の挽き目を同時に比較したことはなかったので、検証してミルことにしてみました!

検証してミルって・・・寒っ。

もん
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まぁまぁ・・・

それぞれのコーヒーミルで明確な用途の違いを発見できたから、最後まで暖かく見守って!

※今回はコーヒー粉の挽き目に焦点をあてているので、見た目や使い勝手などは詳しく書いていません。

コーヒーミルの種類ってどんなものがあるの?

コーヒーミル(コーヒーグラインダーとも言います)には大きく分けて、電動ミルと手動ミルの2種類があります。

電動ミルの中でもフラットカッター式、コーン式、プロペラ式というタイプのものに分かれ、手動ミルは基本的にコーン式のものが多いです。

電動ミルの特徴は?

電動のコーヒーミルは名前のとおり電気で動くため、コーヒー豆を自力で挽く必要がありません。

価格も数千円~数万円、業務用で高額なものだと100万円を超えるようなものまで存在します。

電動ミルといえば、カリタやWilfaのものが雑誌などで取り上げられることが多く有名ですね。

手動ミルの特徴は?

手動のコーヒーミルは数千円のものが多く、コーヒー初心者にはオススメしやすい印象です。

ぼくもその一人で、コーヒー生活を始めてすぐにハリオのセラミックスリムをオススメされて即購入し、半年ほど使いました!

手に取りやすい価格の低いものは性能面で満足のいかないものも多く、美味しいコーヒーを追求すると物足りなくなってしまう人が多いです。

検証に使用した3台の特徴は?

今回、検証に使用したコーヒーミルは冒頭に紹介した3台です。

もん
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ざっくりですが、簡単にそれぞれの特徴をお話しておきますね!

名称セラミックスリムタイムモアC2()内はC2MAXみるっこ
メーカーハリオタイムモアフジローヤル
品番MSS-1TB栗子C2(栗子C2MAX)R-220
サイズ(幅×奥行×高さ)150mm × 72mm × 220mm147mm(172mm) × 52mm × 150mm130mm × 240mm × 362mm
重量約400g約430g(約505g)4.6 kg
ミル刃臼/セラミック臼/ステンレスグラインド臼/ステンレス
洗浄不可不可
挽き目調整20段階36段階19段階
容量24g20g(30g)200 g
動力手動手動電動
カラーグレー/クリアブラック・ブルー・ホワイト・レッド(ブラックのみ)赤・黒・黄
生産国中国製中国製日本製
希望小売価格(税込)¥3,300\7,150(\8,600)¥58,630

ハリオ・セラミックスリム(手動)

ハリオのセラミックスリムの特徴は、何と言っても手に取りやすい価格です。

コーヒーの雑誌にもよく登場していますし、Amazonで2000円ほどで購入出来るため、コーヒー初心者でも手に取りやすい入門機といえるでしょう。

ただし、ミルの刃がセラミックでできているので性能が低いと言わざるを得ませんが、2000円という価格なので仕方ないのかもしれません。

タイムモア・C2栗子(手動)

次にタイムモアのC2ですが、7200円とハリオのセラミックスリムに比べると3倍以上と高く感じますが、ミル刃が金属刃でできていて、コーヒー豆の挽き目が非常にキレイです。

高級ミルの代表格、コマンダンテや1Zpressoと比べて、非常にコストパフォーマンスのいいミルとなっています。

もん
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オススメの手動コーヒーミルは?と聞かれたら、全力でタイムモアC2をオススメしています。

フジローヤル・みるっこ

富士ローヤルのみるっこは電動のため、価格は60000円弱ととても高価です。

もん
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ぼくが1年以上のあいだ手動ミルを使ってきたのは、やはり価格によるところが大きいですね。

フジローヤルのHPにもありますが、業務用としても使用可能ということもあり、小さなカフェや喫茶店で置いているお店も多いです。

フジローヤル_みるっこ

画像:フジローヤルHP

コーヒー豆の挽き目を比較検証

ハリオ・セラミックスリム、timemore・C2(MAX)、フジローヤル・みるっこ。

それぞれの説明書に書いてある、細挽き・中挽き・粗挽きの挽き目の目安を表にまとめてみました。

ハリオ
セラミックスリム
タイムモア
C2・C2MAX
フジローヤル
みるっこ
細挽き
(エスプレッソ・モカエキスプレス)
5クリック10~14クリック -
中挽き
(ペーパードリップ)
15クリック18~24クリック3~6目盛り
粗挽き
(フレンチプレス・エアロプレス)
20クリック25~27クリック6~8目盛り
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詳細は各HPをご覧ください。
今回は、深煎りのブレンド豆を3gずつ使って、細挽き、中挽き、粗挽きをそれぞれ挽き、微粉を取り除いてから下の用紙に置いていきます。
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微粉がどれくらい発生したかについては、のちほど紹介します。

細挽きを比較

まずは細挽きから見ていきましょう。

久しぶりにハリオのセラミックスリムを使いましたが、挽き終わるまでにすごく時間がかかりますね。

もん
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これを半年も使ってきたんだなぁ・・と感慨深いものがあります。

挽き目は比較的キレイに見えます。

ハリオ セラミックスリム 細挽きの挽き目

ハリオのセラミックスリムの細挽き(一番締めた状態から5クリック戻し)

 

つぎにタイムモアC2の細挽きです。ハリオのセラミックスリムに比べてサクサクと一瞬で挽き終わりました

もん
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やはり、タイムモアの挽き目(メッシュ)はキレイです。

タイムモアC2 細挽きのメッシュ

タイムモアC2の細挽き(一番締めた状態から12クリック戻し)

 

フジローヤルのみるっこですが、細挽きの設定はありません

理由を考えてみたのですが、みるっこには「グラインド臼」と「カット刃」の2種類が存在します。

「グラインド臼」はドリップ用「カット刃」はエスプレッソ用と切り分けられていて、ぼくが購入したのは「グラインド臼」です。

そのため、エスプレッソは「カット刃」に任せ、あえてエスプレッソ用の細挽きを設定していないのだと思いました。

フジローヤルのみるっこ 細挽きの設定 なし

フジローヤルのみるっこは細挽きの設定はない

中挽きを比較

次に中挽きの比較を行いましょう。

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ここからみるっこも登場します。

まずハリオのセラミックスリムですが、メーカー推奨の15クリック戻しはかなり粗いですね。

見てもらうとわかると思いますが、粗いものと細いもののバラつきが大きいため安定した抽出は困難です。

ハリオセラミックスリム 挽き目

ハリオのセラミックスリム。15クリック戻し

 

次にタイムモアC2(C2MAX)。かなり均一にコーヒー豆を挽くことができています。

ハリオに比べて挽き目は均一ですが、三角形のような形をしたコーヒー粉が多い印象です。

タイムモアC2 タイムモアC2MAXの挽き目

タイムモアC2の挽き目。かなり均一に挽くことができている。

 

最後にフジローヤルみるっこの挽き目です。

少し写真が暗いですが、挽き目はキレイに揃っています

タイムモアC2が三角形のような形をしているのに対し、みるっこは多角形のような丸に近い形に挽けています。

この挽き終わったコーヒー粉の形が、コーヒーの抽出に大きく影響します。

粗挽きを比較

最後に粗挽きの比較をしていきます。

ハリオの粗挽きは20クリック戻しとなっていますが、、、大きいですね。

ハリオ セラミックスリム 粗挽きはバラつきが大きい

ハリオの20クリック戻し。バラつきが大きい。

 

タイムモアC2も粗挽きになると、バラつきが大きくなってきますね。

ここまで挽き目にバラつきがあると、ハンドドリップに安定性を求めるのは難しくなってきます。

タイムモアC2・C2MAX 26クリック戻しは挽き目にバラつきが発生

タイムモアC2の挽き目。26クリック戻し。

 

最後にみるっこですが、挽き目のバラつきがとても少ないです。

どの目盛りでもバラつきは最小限に抑えられている印象です。

みるっこの粗挽き かなり粒度が揃っている。

みるっこの7目盛り。まだ余裕の均一さ。

発生した微粉の量を比較

すべて挽き終わった状態のコーヒー粉をフルイがけし、微粉だけ取り除いてみたものが次の写真になります。

もん
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どのミルも細挽きは微粉が多く粗挽きは微粉が少ない傾向は変わらないですね。

微粉を計量して数値化したものが次の表になります。

細挽き中挽き粗挽き
ハリオ
セラミックスリム
クリック数#5#15#20
微粉(g)1.20.20.1
割合40%7%3%
タイムモア
C2/C2MAX
クリック数#12#21#26
微粉(g)1.10.20.1
割合37%7%3%
フジローヤル
みるっこ
目盛りなし#4.5#7
微粉(g)0.20.1
割合7%3%

それぞれのコーヒーミルで微粉の量が異なるのかとばかり思っていましたが、実のところあまり差は無さそうです。

使用した豆の量が3gなので、あまり差が出なかっただけかもしれないので、また微粉に焦点を合わせた検証をしてみると面白いかもしれませんね!

コーヒー粉の挽き目って、メーカーによって結構違う・・・

ここまで各コーヒーミルの挽き目について色々と比較してきましたが、そもそもメーカーによって挽き目の定義が異なっていることに気が付きました。

もん
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ハリオの中挽きとフジローヤルの中挽きは、どうみても同じ水準ではないですよね?

ハリオの中挽き

ハリオの中挽き。

フジローヤルの中挽き

フジローヤルの中挽き。

今回、挽き目(メッシュ)の検証に挽いたコーヒー粉を目の小さい順に並び変えてみたところ、各コーヒーミルの特徴と方向性が見えてきた気がします。

挽き目メーカー挽き目調整メーカー表記使える?抽出区分

タイムモア#12エスプレッソ

ペーパー

ネル・プレス
ハリオ#5
フジローヤル#4.5
タイムモア#21
フジローヤル#7
タイムモア#26オススメしない
ハリオ#15
ハリオ#20
  • ハリオ:細挽きは満足のいくレベルだが、中挽き以降はバラつきが大きい。クリック数を低めに設定すると○。
  • タイムモア:どの挽き目もバランスが良いため、メーカー推奨どおりの挽き目でOK。
  • 富士ローヤル:全体的に細めの設定されているので、もっと目盛りの幅を広げてもいい。

まとめ・あなたのスタイルに合うミルは?

今回、コーヒーミルの挽き目を比較してきましたが、価格だけで選ぶのはちょっと待った方がいいと感じました。

もん
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コーヒーに向き合うスタイルで選ぶべきなのかも。

例えば、ハンドドリップをメインで楽しむのか、エスプレッソからハンドドリップやフレンチプレスすべて楽しみたいのかなど、抽出に使いたい器具による相性の良しあしがあるということですね。

ハリオのセラミックスリムがオススメな人

ハリオのセラミックスリムは、低価格が魅力的な手動コーヒーミルで、細いメッシュであればキレイに挽くことができるため、次のような方にオススメできます。

  • とにかく初期投資を抑えたい人。
  • エスプレッソ~ハンドドリップを楽しみたい人

タイムモアC2(C2MAX)がオススメな人

タイムモアC2(C2MAX)は7200円と、価格はハリオの3倍ですが、広い範囲のメッシュに対応できる手動コーヒーミルなので、次のような方にオススメします。

  • 色んなコーヒー器具を使ってコーヒーライフを楽しみたい人。
  • 少し高くても挽き目のバラつきを抑えたい人。

富士ローヤルのみるっこがオススメな人

富士ローヤルのみるっこは高価ですが、業務用にも使える性能と耐久性で一生ものと言える電動コーヒーミルです。

挽き目はエスプレッソこそ対応していませんが、ハンドドリップ~ネル・フレンチプレスなど、十分いろんなコーヒーを楽しむことができるでしょう。

  • コーヒー粉の粒度に人一倍のこだわりを持つ人。
  • 手動でコーヒー粉を挽くのが面倒と感じる人。

いかがだったでしょうか?あなたのコーヒースタイルに合うコーヒーミル探しの参考になればうれしいです!

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